クリスチャン・ベール、役作りの体重激変はもう限界

 クリスチャン・ベール(44)は、体重を激変させることはもう止めたいと話している。役作りのために体重を劇的に増やしたり減らしたりすることで知られるクリスチャンは、毎回そのように体に負担をかけるのをやめる時がきたと感じているそうで、死と向き合いながらの努力はもう懲り懲りだという。

 クリスチャンは、英サンデー・タイムズ紙に、「続けてゆくわけにはいかないんだ。本当にね。死と向き合いながらやっているからさ」と話すものの、妻シビ・ブラジックと夫妻の二人の子供、ジョセフくん(4)とエメリンちゃん(13)は、クリスチャンの体型の変化に慣れっこなようで「妻は全てを見てきたよ」「息子は僕のお腹を気に入っていたよ。お腹の上に乗って飛び跳ねたり、頭突きして跳ね返されて床に倒れたりね」と続けていた。

 18キロ以上体重を増やし、眉毛をブリーチ、頭を剃って挑んだ映画『バイス』のディック・チェイニー元副大統領役で今年のゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディー部門最優秀主演男優賞を受賞したクリスチャンは、受賞スピーチの中で同役に抜擢された当時を冗談を交えながらこう振り返っている。「(監督のアダム・マッケイは)『全くカリスマ性がなくて皆から悪口を言われているやつじゃないとだめだな』って言ったところ『だとするとベールしかいない』ってね」「その競争に関して言えば、僕はカリスマ性ゼロの馬鹿な奴らの役を独占することになる。次は(米上院議会共和党多数派リーダーの)ミッチ・マコーネルを演じるとするか?いい考えだろ?」「サタンよ、この役をどう演じたらいいかインスピレーションを与えてくれてありがとう」

(BANG Media International)

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