キャンディ・ステイトン、乳がんを宣告される

 『ハートのときめき』などソウルフルなヒット曲で知られるキャンディ・ステイトン(78)が乳がんを患っていることを告白した。夏のツアーのリハーサル初日に宣告を受けたというキャンディは、早期発見のため「定期的に乳がん検査を受ける」ように女性たちに呼びかけている。

 キャンディは「乳がんと診断されたわ」「DV やうまくいかなかった恋愛、アルコール中毒、印税をめぐってレコード会社と争ったたことなど、私の人生は苦労でいっぱいだったわ。もうこれ以上悪いことは起こらないと思ってたらこれでしょ。でも負けずに克服するつもり」「がんとは誰にでも起こり得るもの。私は事故検査の中で腫瘍を発見した。だから年配の方も含めて女性たちにはちゃんと定期的にマンモグラムを受けて欲しい」と声明を発表した。

 乳がんを宣告されるも直後の公表はさけていたキャンディは、1人で考える時間が必要だったとし「否定、自己憐憫、怒りなど全ての感情が押し寄せたわ」「ツアーに助けられた。私が愛するもの、私はこれ(歌うこと)をするために生まれててきたのよ」と話す。

 今年夏に最新アルバム『アンストッパブル』をリリースしたキャンディは「落ち込んだり、自分が可哀そうに思う日もあるけど、次の日には『(がんに)負けるものか。戦ってやるって思うの」「私がこの地球を去るまでの間どれだけ私の道のりに曲球が投げ込まれるのかって思うのよ。もう十分じゃない?ってね」「でも私は生まれた日から今日までずっと戦ってきたのよ。この年になってもまだ一息つけないみたい」とローリングストーン誌に語った。

(BANG Media Internationasl)

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