ダニエル・クレイグ、ライアン・ジョンソン監督作に出演へ

 ダニエル・クレイグが「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でメガホンを取ったライアン・ジョンソンの新作映画に出演するようだ。ダニエルは「007」シリーズ最新作の製作遅延を受け、ジョンソンが長年の製作パートナーであるラム・バーグマンと脚本を担当する「ナイブズ・アウト」への出演契約を交わしたという。

 アガサ・クリスティーの大ファンだと言われているジョンソンは、その趣味が今回の密室殺人事件を題材にした映画の製作に繋がったようで、デッドラインにこう語っている。「ずっとダニエルの大ファンで、一緒に仕事をしてみたかったんだ。自分で脚本を書いているし、良い作品にしようと努力しているから、ラムと僕はポアロを誰に演じてもらうかでやきもきしていた」「そんな時にダニエルが短期間なら時間が取れると聞いていて、そうなったんだ。彼はとても幅の広い役者だから、現代の探偵をどう演じ、新しいポアロ像を一緒に作っていくのを楽しみにしている」

 11月から撮影に入るという同作は、すでに脚本が完成しているため、北米での配給権に関して今週開催されるトロント国際映画祭でバイヤーの注目を浴びることになる見込みだ。

 一方で、最後のジェームズ・ボンド役が控えているクレイグだが、先月ダニー・ボイル監督が創造性の違いから降板していた。今のところ、ボイルの降板を受け、後任監督してエドガー・ライトとジャン=マルク・ヴァレの名前が挙げられているが、当初の公開予定日である2019年11月8日から遅れる可能性があるとみられている。(BANG Media International)

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