ビヨンセとジェイ・Ｚによるジョイントコンサートのアトランタ公演にて、男がステージに乱入し一時中断する騒ぎとなった。２５日、２人のジョイントツアー「オン・ザ・ランII」の一環で開催された同地のメルセデス・ベンツ・スタジアムでのライブ中に事は起こった。

　観客が撮影した動画には、手を繋いでステージを後にするビヨンセとジェイ・Zを追う男にバックダンサー一同が即駆け寄る姿が収められている。事件後、ビヨンセの広報イヴェット・ノエル＝シュア氏がインスタグラムにて「ファンの皆さんのお心遣いありがとうございます。２人は無事で明日のショーを楽しみにしております」とコメントを残した。

　最近はディスティニー・チャイルドのメンバーでビヨンセの友人でもあるケリー・ローランドが、ビヨンセがファッション誌の表紙に登場する意義について語っていたところだった。

　「ヴォーグ誌の表紙を眺めていたのを思い出す。３人の白人女性が出ていて、『これが美の基準』だって。その肌の色じゃなかったら、美しくなれないってこと？」「だから、有色人種の女性が雑誌の表紙を飾って美とはこうだって言ってくれると、私たちもそうなんだってなるわ」「（ビヨンセの表紙を見ることで）若い女の子たちが自分もきれいなんだってわかってくれれば最高ね」

　その表紙に関してビヨンセ本人は前代未聞の決定権を与えられているようで、今年９月号の撮影はタイラー・ミッチェルが担当、同誌創刊126年の歴史上初めての黒人写真家起用で話題となっていた。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）