ジャスティン・ティンバーレイク、スーパーボウルで観衆を圧巻

 ジャスティン・ティンバーレイクがスーパーボウルで故プリンスへの追悼と共に、観客圧巻のパフォーマンスを披露した。4日に開催されたニューイングランド・ペイトリオッツ対フィラデルフィア・イーグルスのNFL優勝決定戦は41対33にてイーグルスの勝利に終わったが、そのハーフタイムショーでジャスティンはプリンスの『ダイ・フォー・ユー』 をカバーした。その最中、巨大スクリーンにはプリンス本人の歌う姿が映され、プリンスの故郷ミネソタ州ミネアポリスのスタジアムを大いに沸かせることとなった。

 『ロック・ユア・ボディ』でメインステージに登場したジャスティンは、バックダンサーと完全にシンクロしたダンスを披露し、『セニョリータ』『セクシー・バック』『マイ・ラヴ』『クライ・ミー・ア・リヴァー』を含む13分間のセットを披露した。

 また、お決まりの見事な振付のダンスの後には、ホーンセクション、そして大規模なオーケストラと共に『スーツ・アンド・タイ』を6万6000人の観衆の前で演奏し、続いてその大観衆に向かってジャスティンは携帯のライトをつけることを呼びかけ、ピアノに向かい『ダイ・フォー・ユー』でスクリーン上のプリンスと共演した。会場中は紫の光に染まり、2016年に57歳の若さで亡くなったプリンスを偲ぶ演出となった。

 セットリスト終盤には『ミラーズ』にて大所帯のダンサーらが反射板を頭の上に掲げ、スタジアム全体が光の乱舞と化す場面もあった。そして光が一転カラフルに染まると、『キャント・ストップ・ザ・フィーリング』が始まり、ジャスティンはファンらと大合唱、中にはセルフィーを一緒に撮る幸運に恵まれたファンもいて、終始熱狂に溢れたショーとなった。(BANG Media International)

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