『ハウス・オブ・カード 野望の階段』、撮影がさらに2週間延期に

 ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の制作がさらに2週間延期された。主役のフランシス・アンダーウッドを演じてきたケヴィン・スペイシーに数々のセクハラ疑惑が浮上したことでネットフリックス社は今後ケヴィンが作品に参加しないことを発表していたが、同番組のプロデューサー陣はキャストとクルーに対し、最終シーズンとなるシーズン6の撮影が12月8日まで延期されることを伝えたという。

 メディア・ライツ・キャピタル社から番組関係者とメディアに対して送られた手紙にはこう書かれている。「ネットフリックスと共に撮影再開に向けて引き続き取り組んでいくつもりです。その話し合いの間、11月27日から12月8日までのさらなる2週間、クルーには有給休暇を提供する決断に至りました」「撮影再開時には全てのクルーが復帰してくれることを望んではいるものの、この期間に別の仕事をする必要が発生し、そのことで復帰できなくなる状態になったとしても、もちろん弊社は理解します。我々はみなさんのこれまでの功績に心から感謝しています」「ここ2ヵ月間は我々全員にとって誰もが予想していなかったかたちでの試練の時となりました。この経験で1つ学んだことと言えば、この番組はただ1人の個人よりも大きなものであり、最も忠誠心のあり才能に溢れたキャストとクルーであるみなさんと一緒に仕事が出来たことをこれ以上ないほど誇りに感じています」

 番組関係者には再度12月8日の時点で今後の予定について発表されるということだ。

 以前の報道によれば、ケヴィンのキャラクターは今後死亡した設定となり、ロビン・ライト演じるその妻クレア・アンダーウッドを主役とした話に変更すると言われている。(BANG Media International)

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