ベン・アフレック「『ジャスティス・リーグ』はスナイダー監督のDNA」

 ベン・アフレックは自身が出演する映画「ジャスティス・リーグ」には監督を降板したザック・スナイダーのDNAが残っていると考えている。

 「マン・オブ・スティール」や「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」などの監督でも知られるスナイダー監督は娘オータムさん(20)の自殺を受け、5月の編集段階で同映画の監督を降板した。

 マーベル映画「アベンジャーズ」シリーズのジョス・ウェドン監督が後任を務め最終版の追加撮影などを手掛けているが、ベンはスナイダー監督のアイデアやスタイルが映画全編を通していたるところに見られるとデン・オブ・ギークで語った。

 「『ジャスティス・リーグ』はザックのDNAだよ。映画のキャストを決め、映画をデザインしたのはザックなんだ。準備段階でどれほどのことが行われているのか映画制作に関わっていない人にはわからないと思うけど」

 「キャスティングをして、セットが設営され、脚本も書かれる。船がないと航海ができないからね。監督が現場で変更できるのは全体の10パーセントか15パーセントくらいのものだよ」

 「そしてザックの船は航海を始めた。彼が途中で続けることができなくなったときにこのジャンルで成功しているジョスが加わってくれて僕たちはとてもラッキーだった」

 「ジョスは魔法の粉をふりかけて映画を完成させてくれたんだ」

 スナイダー監督は、降板は心苦しいがこれがオータムさんの自殺の後、自身や妻のデボラ・スナイダー、そして7人の子供たちにとって最善なのだと説明していた。

 ウェドン監督が後任に決まったときに、スナイダー監督はウェドン監督と映画チームに「ジャスティス・リーグ」を任せ、ファンと同様完成した映画を観るのを楽しみにしているとコメントした。

 「今僕が映画に関わるのは公平じゃないと思うんだ。映画をすごく楽しみにしているし、僕は撮影チームのことが家族のように大好きで、彼らは素晴らしい仕事をしてくれていると思う。でも彼らには自分たちで自分たちのことをしてほしいとも思っているんだ」

 11月23日に日本公開予定の「ジャスティス・リーグ」では、スーパーマン亡き後の世界でベン・アフレック演じるバットマンがアクアマン(ジェイソン・モモア)、ワンダーウーマン(ガル・ガドット)、フラッシュ(エズラ・ミラー)、サイボーグ(レイ・フィッシャー)と結託し悪と戦う様子が描かれる。(BANG Media International)

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