ハーヴェイ・ワインスタイン、ワインスタイン・カンパニーを起訴

 ハーヴェイ・ワインスタインが無実を証明できるEメールにアクセスするため、製作会社ワインスタイン・カンパニーを訴えている。今月初頭に同社から解雇されているワインスタインは、自身に向けられているセクハラの申し立てに対して無実を証明できるメールが同社内にあると主張している。

 26日にデラウェアで提出された訴状には、「ワインスタイン氏は、同社での雇用中に使用していた自身のEメールアカウントが自身のみならず、結果的に同社の無実を証明する情報を含んでいると主張しています。弟のボブ・ワインスタインが同社をこれ以上のダメージから守りたいと考えているため、ワインスタイン氏はその情報にアクセスすること以上は望んでいません」と書かれている。

 数々の女性がワインスタインからセクハラを受けたとの告白が続いているが、アシュレイ・ジャッドがその詳細を明らかにしている。ニューヨーク・タイムズ紙でワインスタインからのセクハラを公にした初期の女性のうちの1人であるアシュレイは今回、20年前にホテル、ザ・ペニンシュラ・ビバリーヒルズのワインスタインの部屋で起きた事の顛末を語った。「私は『ノー』は拒否を意味すると思った。『ノー』と言い続けたけどワインスタインには無視されたの。もしかしたら彼には『少しはいい』って聞こえたのかもしれないし、『イエス』に聞こえたのかもしれない。拒否したことで余計に興奮したのかもしれない。分からないわ」

 アシュレイは、ワインスタインからアシュレイにマッサージしてもいいかと尋ねられ、さらには自身がシャワーを浴びるのを見るよう言われたそうで、部屋を出て行くことを拒否された際にアシュレイは、ワインスタインの映画の1つに出演してオスカーを獲得できたら、何でも言うことを聞くと伝えて立ち去ったそうだ。アシュレイはワインスタインにそのような口約束をしたことをどこかで恥じているそうだが、その状況から逃れるためには何でもしただろうと話している。

 さらに、その口約束を覚えていたワインスタインはその数年後に再びアシュレイの元に来て、オスカーが取れるかもしれない脚本を見つけたと言ってきたそうだが、結局ワインスタインはその口約束を解消したという。

(BANG Media International)

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