ケイト・ウィンスレット、『アバター』続編に出演

 ケイト・ウィンスレットが『アバター』続編に出演するようだ。2009年公開の同大ヒットSF映画の続編で、ケイトがジェームズ・キャメロン監督と1997年の『タイタニック』以来の再タッグを組むという。

 ケイトが演じるのはロナルと呼ばれるキャラクターとのことだが、その役どころがナビィか人間であるかについては明らかにされていない。

 キャスティングの経緯についてキャメロンはヴァラエティ誌にこう話している。「私のキャリアを語るうえで欠かせない作品となった『タイタニック』製作からのこの20年間、ケイトと私は何か一緒にできることがないか探し続けてきました。彼女がロナルに命を吹き込む日が待ち遠しくて仕方ないです」

 前作からのキャスト、ゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバーらに加え、ケイトのほかにもクリフ・カーティスが今回新たに参加することが発表されており、メトカイナ族のリーダーであるトノワリを演じることが決定している。

 同シリーズ続編は全4部作になることが明らかにされており、キャメロンは以前フェイスブックに「最高のチームと仕事をするのは本当に嬉しいよ!『アバター』はこの4連作の製作を始めたことでまた長い旅に出た。この旅は2020年12月18日、2021年12月17日、2024年12月20日、そして2025年12月19日まで続くんだ!」と投稿して、具体的な公開日について発表していた。

 さらに、製作延期を繰り返し、前作公開から今回の続編製作まで実に11年もの年月を費やしていることに対してキャメロンは次のように説明している。「『ターミネーター』から続編『ターミネーター2』の公開まで7年、『エイリアン』から『エイリアン2』までは7年かかっているんだ。『アバター』と『アバター2』公開までの製作期間を考えたら10年以上になるなんて明らかじゃないか。『アバター2』については断言できないけど、他3作については確実にこれまでとは全く違うコンセプトで製作に取り組んでいるんだよ。度重なる延期は今後の全体像を見据えてのことだったんだ」

 『アバター』の第1作目は全世界で約28億ドル(約3100億円)の収益を上げ、多数の映画評論家から高い評価を受けた。(BANG Media International)

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