ウィル・スミス、実写版『アラジン』のジーニー声優に?

 ウィル・スミスがディズニー製作の実写版『アラジン』でジーニーの声優を務める可能性がでてきた。ディズニーとは当初、普通よりも大きな耳を持ったサーカス小屋の小ゾウが、ネズミの手引きのもと自身の持つ可能性を開花していくというストーリーの1941年の名作アニメを基にした、ティム・バートン監督作実写版『ダンボ』に出演するべく交渉を進めていたウィルであったが、この話はうまくまとまらなかった。

 1992年公開のアニメ版『アラジン』では故ロビン・ウィリアムズがジーニーの声を担当していたが、ディズニーはこの役どころを今回ウィルに務めてもらいたいと考えていることをデッドラインが報じている。

 ガイ・リッチーとショーン・ベイリーが監督を務めるこの作品は「元気いっぱいの」ミュージカル作品になるようだ。

 『チャーリーとチョコレート工場』を手がけたジョン・オーガストによる脚本では、オリジナル作品のミュージカル要素の大半を残しながらも、リッチーの『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のような初期作品に通じるような入り組んだ構成の描写となるといわれている。

 今年夏よりイギリスで撮影はスタートするようだが、ディズニーは現在メインキャラクターに向けて無名の役者たちを求めているとも言われており、プロデューサーのダン・リンによると多様性に富んだ出演陣になるという。(BANG Media International)

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