アデル、米グラミー賞で5冠 ビヨンセに圧勝

 世界最高峰の音楽の祭典「第59回グラミー賞」が12日(日本時間13日)に米ロサンゼルスのステープルズセンターで開催され、英歌手アデル(28)が最優秀レコード賞、同楽曲賞、同アルバム賞の主要3部門を含む5部門を制した。昨年1月に死去した英歌手デヴィッド・ボウイさんの遺作アルバム「★」はノミネートされた5部門全てで受賞した。

 5部門の最後に最優秀アルバム賞を受賞したアデルは「心の底から感謝します」と涙した。主要部門のライバルだったビヨンセ(35)には「『レモネード』(ビヨンセのアルバム)は本当に素晴らしい傑作。心からの賛辞を送ります。私の黒人の友人たちに力を与えてくれたのはあなたです」と呼びかけ、客席のビヨンセも涙を浮かべて拍手を送った。

 そのビヨンセは双子を妊娠中だが、体にフィットした金色の衣装で大きなおなかを隠すことなく2曲を熱唱、スタンディング・オベーションを送られた。

 トランプ米大統領を批判するパフォーマンスもあった。ケイティ・ペリー(32)はメキシコ国境に築くとしている「壁」を取り払うような演出を見せ、バスタ・ライムス(44)は「イスラム教徒の入国禁止措置が失敗したことに感謝するよ」などと歌った。

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