ジョン・クラシンスキ、デトロイト暴動を題材にした新作に出演

 ジョン・クラシンスキがキャスリン・ビグロー監督の1967年にデトロイトで起きた暴動をテーマにした新作映画に出演することになった。1967年7月、無免許で時間外営業を行っていた酒場に警察が強制捜査を行ったことを引き金に警察の組織的な人種差別が明るみになったことからデトロイトで大暴動が勃発した。この暴動を主題とする同作品に、クラシンスキはジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、ジャック・レイナー、ベン・オトゥールらと共に登場することになる。

 13日、ボイエガはツイッターで自身が出演するシーンの撮影は終了したとファンに報告しているが、エミリー・ブラントを妻に持つクラシンスキがキャストに加わったところを見ると、ビグロー監督は引き続き同作品の撮影を続けていくことになるようだ。

 「ゼロ・ダーク・サーティ」「ハート・ロッカー」などでビグロー監督とタッグを組んだ脚本家マーク・ボールが同作品の脚本を担当し、「ハート・ロッカー」のプロデューサーを務めたグレッグ・シャピロがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。

 同作品は暴動から50年を迎える来年公開予定となっている。(BANG Media International)

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