シアーシャ・ローナンが「オン・チェシル・ビーチ」に出演することが決まった。英作家イアン・マキューアンのベストセラー小説の映画版に出演することが決まったシアーシャは、マキューアンの別の作品でこちらも映画版となった２００７年作「つぐない」にも出演したことがあり、キーラ・ナイトレイ演じるセシーリア・タリスに嫉妬心を抱く妹ブライオニー役を演じていた。

　１９６０年代を舞台に繰り広げられる「オン・チェシル・ビーチ」は新婚夫婦フローレンスとエドワードが英ドーセットで過ごすハネムーンを描くラブストーリーとなっている。シアーシャ演じるフローレンスは結婚初夜について不安を抱えており、その一方で夫エドワードは２人の関係性の発展に不安を抱えているという役どころのようだ。

　まだエドワード役を誰が演じるのかは決まっていないようだが、撮影は年内にもスタートする予定だという。

　今年度のアカデミー賞ノミネート作品である「キャロル」のプロデューサーを務めたナンバー９フィルムズのスティーヴン・ウーリーとエリザベス・カールセンがプロデューサー陣に加わり、ドミニック・クックが監督デビューを飾ることになる。

　カールセンは１２年作「ビザンチウム」でシアーシャと共に仕事をした経験があり、再び「オン・チェシル・ビーチ」で仕事ができることにワクワクしているようで「この美しくて胸が痛くなる作品でシアーシャ・ローナンと一緒にまた仕事が出来ることにとても興奮しているわ」とあるインタビューの中でコメントしていた。（BANG Media International）