ゼロ・グラビティ英11部門で候補に

 『ゼロ・グラビティ』が、英国アカデミー賞(BAFTA)で作品賞をはじめ最優秀イギリス映画賞を含む最多11部門へのノミネートを果たした。主演のサンドラ・ブロックは主演女優賞に、監督のアルフォンソ・キュアロンは監督賞にそれぞれノミネートされている。『アメリカン・ハッスル』と『それでも夜は明ける』が次いで10部門でのノミネート、さらに『キャプテン・フィリップス』が9部門でのノミネートと続いている。この4作品に『あなたを抱きしめる日まで』を加えた5作品が作品賞授賞の受賞をかけて競うことになる。また最優秀イギリス映画賞には『ゼロ・グラビティ』の他、『マンデラ:自由への長い道』『あなたを抱きしめる日まで』『ラッシュ/プライドと友情』『ウォルト・ディズニーの約束』『ザ・セルフィッシュ・ジャイアント』のノミネートとなっている。

 主演男優賞には『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベール、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のブルース・バーン、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のレオナルド・ディカプリオ、『キャプテン・フィリップス』のトム・ハンクスがノミネートされており、主演女優賞にはサンドラに加えて、『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムス、『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、『あなたを抱きしめる日まで』ジュディ・デンチ、『ウォルト・ディズニーの約束』のエマ・トンプソンがそれぞれノミネートされている。

 助演男優賞には『キャプテン・フィリップス』のバーカッド・アブディ、『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュール、『アメリカン・ハッスル』のブラッドリー・クーパー、『恋するリベラーチェ』のマット・デイモン、『それでも夜は明ける』のマイケル・ファスベンダーが、助演女優賞には『アメリカン・ハッスル』のジェニファー・ローレンス、『ブルージャスミン』のサリー・ホーキンス、『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴ、『ザ・バトラー』のオプラ・ウィンフリー、『8月の家族たち』のジュリア・ロバーツが選ばれた。

 続いて監督賞へのノミネートは『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン、『キャプテン・フィリップス』のポール・グリーングラス、『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン、『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル、そして『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシとなっている。

 同授賞式は、2月16日にロンドンのコベント・ガーデンにあるロイヤル・オペラ・ハウスにて開催される予定だ。

(BANG Media International)

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