「ワイルド・スピード7」予定通り公開
ポール・ウォーカーの突然死に見舞われたシリーズ最新作『ワイルド・スピード 7』が、予定通りに完成するようだ。ポールの突然死が原因で製作予定に狂いが生じるのではないかと報道されていたものの、今回メガホンを取っているジェームズ・ワンによると、同新作は予定通りに撮影が終わる方向で公開日にも変更はないそうだ。
実際のところ同新作のプロダクションは、先月30日に同シリーズで主演を務めてきたポールが車の衝突事故で死亡したことを受け、一時的に中断されていた。ただ、今回ジェームズは新たにキャストも追加し、スタッフも悲しみの中でも最善を尽くしているため、製作はスケジュール通りに進むと断言している。「もちろん全員が悲しみに暮れているし、落ち込んでいるよ。でもみんな何とか気丈に頑張っているね」
帰らぬ人となってしまったポールは、これまで第6弾まで公開されている同シリーズのうち5作品に出演していて、ヴィン・ディーゼルやドウェイン・ジョンソンら主要キャストと共に第7弾となる新作の撮影を開始していたところだった。製作元のユニバーサル・ピクチャーズは先日、そんなポールに捧げた追悼映像を公開している。同ビデオは同シリーズ開始から14年間の軌跡をたどったポールの思い出をまとめたものになっており、撮影現場でのポールと共演者たちの中睦まじげな様子が映し出された感動的なクリップに仕上がっている。ビデオの1シーンでは、ヴィンがポールを含めた共演者やスタッフたちを前に「人生で最も重要なことは、今この場にいるみんなの存在さ」と語り祝杯をあげている。
(BANG Media International)