イドリス、マンデラ元大統領役に感激
イドリス・エルバにとって『マンデラ:ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム』でタイトルロールを演じられることは「とても意味のあること」だそうだ。この新作伝記映画でネルソン・マンデラ役を演じることになっているイドリスは、この作品がマンデラ元大統領の「伝説」を人々に伝える素晴らしい機会であるため、反アパルトヘイト運動を率先したマンデラ元大統領役に選ばれた時には信じられない気分だったとロイターUKに話している。「これは僕にとって、とても意味のあることだよ。あの伝説の人物の人生の一部になれるというすごく大きなチャンスさ。それに何よりも重要なことは、この映画によってあの伝説を再度人々に伝えることが出来るってことだね」「今マンデラ氏はすごく体調が悪いから、本人には会ったことがないんだ。だから本人からの直接の影響なしでの描き方になるよ。でも脚本は本当に素晴らしいし、もちろんそれはマンデラ氏の原作本に基づいたもので、その原作本こそが物語ってくれるものだよね」
『マイティ・ソー』のヘイムダル役などでお馴染みのイドリスは、これまでに伝記映画に出演したことがないため、この役柄をオファーされた時には莫大なプレッシャーを感じたようだが、その演技力を批評されることは心配していないそうだ。「これは僕にとって初めての伝記映画になるんだけど、製作過程においては何ら変わりないよ。ただ、これはマンデラ氏だっていうことが大きいよね。みんな彼のことは知っているし、どんな風に話すかも知っている。それに僕は彼に全然似ていないだろ」「もし僕の演技や話し方や容姿を批評されたとしたら、まぁ、されるだろうけど、それって観点がずれていると思うんだ。重要な点はこの作品が『ロング・ウォーク・トゥ・フリーダム』であって、彼の人生や言葉を描いた本なんだからね」
(BANG Media International)
