アーノルド・シュワルツェネッガーが、新作『ターミネーター５』が来年１月にクランクインすると発表した。２００３年に公開された『ターミネーター３』以来となるターミネーター役を本作で演じることになるシュワルツェネッガーは今回、年明けと同時に撮影が開始されると明かしている。オーストラリアで開催された２１世紀ファイナンシャル・エデュケーション・サミットに出席したシュワルツェネッガーは「スタジオ側が『ターミネーター５』に僕の出演を希望してくれて、しかもまたターミネーターの役を演じることができてとっても嬉しいよ。１月には撮影を始めることになってるんだ」と話した。

　ジェームズ・キャメロンの親友で『アバター』の脚本と製作総指揮も手掛けたレータ・カログリディスとパトリック・ルシエが本作の脚本家として抜擢されていて、配給元としてはパラマウント・ピクチャーズが現在交渉中だという。

　２００９年に公開された前作『ターミネーター４』には、当時カリフォルニア州知事を務めていたシュワルツェネッガーは出演していない。Ｔ-８００として知られるターミネーター役は、シュワルツェネッガーと同じくオーストリア出身のボディビルダーであるローランド・キッキンガーが演じたものの、顔はＣＧでシュワルツェネッガーに合成処理された経緯がある。１９８４年の第１作『ターミネーター』と１９９１年の続編『ターミネーター２』は両作品ともジェームズが監督を務めていて、世界的な大ヒットを記録した。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）