STAR WARS“フォース”全開

 人気シリーズの10年ぶり新作となる映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(18日公開)のメーンキャスト3人とJ.J.エイブラムス監督(49)が10日、来日した。新3部作の中心となるヒロイン・レイ役のデイジー・リドリー(23)ら4人は前夜に韓国でのイベントを終え、昼にアジアキャンペーン最後の地・日本に上陸。都内で行われたジャパンプレミアにはファン1000人が駆けつける中、早くもヒートアップした。また、別会場では特別映像が上映されたが、物語の謎は残されたままだった。

 屋根付きの屋外ステージに小雨が吹き込む中、キャストたちは“神対応”に終始した。ノースリーブ姿のデイジーは約1時間にわたってサインなどのファンサービスを続け、笑顔を振りまいた。

 ストームトルーパーの脱走兵・フィン役のジョン・ボイエガ(23)、新たな悪役カイロ・レン役のアダム・ドライバー(32)も同様。新星たちの誠意にファンの熱気も冷めることはなかった。

 BGMは東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏。4月に続き来日したデイジーは「マタニホンニ コラレテ ウレシイ」と日本語で喜び、エイブラムス監督は「今回の作品も黒澤明さんの影響を受けている」と明かした。

 公開まで約1週間。物語はいまだ多くが謎に包まれている。別会場では、マスコミ非公開で9分間の特別映像が上映された。当初は30分ほどと見られていたが短縮された。関係者によると、公開されたのはレイとフィンが出会う序盤と見られる映像。2人がストームトルーパーから逃げるうち、古ぼけたミレニアム・ファルコン号を見つけて、宇宙船同士の戦闘に突入するという内容だった。

 14日に米ロサンゼルスでワールドプレミアが開催されるまで、飢餓感をあおる戦略と思われる。期待は募る一方だ。

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