土屋太鳳、思い出の地・常総市を心配

 豪雨で鬼怒川が決壊し、市域の3分の1が水没したともいわれる茨城県常総市について、かつて映画のロケで滞在したことのある女優・土屋太鳳が10日、心配な思いをブログにつづった。

 土屋はNHK朝ドラ「まれ」に主演する前、2013年に公開された映画「アルカナ」で、常総市に長期間滞在した。「地元の方々の御協力のおかげで気持ちは明るく、そしてとてもスムーズに撮影することができた」ことから、常総市のことを「私にとって大切な恩をいただいた場所」と考えている。

 その思い出の地が、水の暴威にさらされている映像を散々見せられた。

 「撮影に使わせていただいた場所や色々な方々の笑顔が浮かんできて、今、ものすごく心配で心配でたまりません」

 10日は朝ドラの主役バトンタッチセレモニーが行われた。思い出の地を心配する思いを抱えながら、土屋は「様々な状況の中で朝ドラを観て下さってる方々もいらしゃる」ことを思い浮かべ、次期主役の波瑠への引き継ぎをしっかり果たし終えた。

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