菊地凛子 映画で母子のつながり実感

トークショーした菊地凛子(左)とレオナルド・グエッラ・セラーニョリ監督=東京・有楽町朝日ホール
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 女優の菊地凛子(34)が29日、東京・有楽町朝日ホールで開幕した「イタリア映画祭2015」の舞台あいさつに登壇した。

 自身が主演し、作家のよしもとばなな氏(50)が脚本に協力している映画「ラスト・サマー」の上映後に登場。劇中では、親権を失った母(菊地)と、その息子が過ごす最後の4日間が描かれる。

 初めて母親役を演じた菊地は「経験がない状態で、どうしたら母性を演じられるかを考えました」と役作りについて言及。7歳の子役と1カ月かけてイタリアで撮影し「子供と母親は言葉ではないところで通じ合っているんだなと感じました」と振り返った。

 同映画祭は5月5日まで同所で行われ、2013年以降に製作された新作14本、旧作1本、短編8本が上映される。

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