HKT指原が凱旋、故郷でもみくちゃ

 8日に行われた、AKB48の32枚目のシングル(8月21日発売、題未定)の選抜メンバーをファン投票で決める「第5回選抜総選挙」で初の1位に輝いたHKT48の指原莉乃(20)が14日、故郷・大分市で“センター報告行脚”を敢行した。

 午前8時、大分市役所に釘宮磐市長(65)を表敬訪問したのを皮切りに、近隣の小学校、JR大分駅、大分駅近くの商店街を立て続けに電撃訪問。行く先々で握手、サイン攻めにあうなど、大分市中心部はさっしーフィーバーに沸いた。

 おらが町が生んだヒロインの登場に、大分市民が沸いた。本拠地・福岡での凱旋公演から一夜明けての故郷凱旋では午前中だけで4カ所を巡り、最後まで応援してくれたことを感謝した。

 まずは市役所で釘宮市長から「私も1票入れた。一段ときれいになったね」と花束を渡され、満面の笑み。指原が約15万票を獲得したことに「私は15万票も取ったことはないよ」と感心され、「大分の皆さんのおかげです」と声を弾ませた。

 釘宮市長の11年の市長選での獲得票数は9万5005票で、「私の強力なライバルになりそうだね」と言われて思わず苦笑い。市長選への出馬は「私が大分市長になったら大分市が壊れちゃいます」と固辞したが、「大分でコンサートやってよ」との要望には「ぜひやらせていただきたいです」と快諾した。

サプライズ訪問!! その後、市役所近くの荷揚町小学校をサプライズ訪問し、全校生徒197人を前に「HKT48もオーディションをやってるので、いつか一緒に活動できる日を楽しみにしています」と勧誘。あこがれのスターの登場に生徒も大興奮で、あいさつを終えた指原は出口までもみくちゃにされた。

 続く大分駅では構内に置かれているミニ列車に乗り込み、構内を“パレード”。列車に群がる200人のファンの握手攻め、サイン攻めにも気軽に応じ、最後は大分駅近くの商店街を練り歩いた。大分市の観光大使も務める指原は「市民の皆さんとお話しできて良かった」と充実の笑み。センター獲得で、AKBだけでなく大分の“顔”にもなったことを証明するフィーバーぶりだった。

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