アイドルグループ・ＡＫＢ４８と、姉妹グループ・ＳＫＥ４８、ＮＭＢ４８、ＨＫＴ４８が出演するコンサート「ＡＫＢ４８グループ臨時総会～白黒つけようじゃないか！～」が２５日、東京・日本武道館で開幕する。コンサートは２８日まで４日間にわたって行われ、各グループが単独でステージに立つほか、最終日には全グループが集結。デイリースポーツはオフィシャルペーパーとして“春の祭典”に完全密着する。

　春の武道館が、ＡＫＢグループ一色になる。最終日の２８日は、ＡＫＢグループ総出演だが、大きな見どころは各グループが単独でステージに立つことだ。特に、妹グループにとっては、武道館での初の単独コンサートとなる。

　先陣は、姉妹グループとして最初に誕生したＳＫＥ４８。名古屋で行われたコンサート（１３、１４日）では、組閣（チームのシャッフル）に加え、９人ものメンバーの卒業セレモニーも行った。今回が“新生ＳＫＥ”としての“船出”にもなり、松井玲奈（２１）は「ビックリするようなコンサートになると思います」と闘志をみなぎらせた。

ナニワの笑いも　続いて２６日に登場するＮＭＢ４８は、歌だけでなく、大阪で鍛え上げられた“お笑い”を随所に交ぜ込み、独自のカラーで武道館を沸かせる。山本彩（１９）は「グループの形ができてきた」と手応えを見せ、「ぜひ見比べてほしい」と自信をのぞかせた。

さしこも抱負　２７日は昼にＨＫＴ４８、夜にＡＫＢ４８がステージに立つ。“末っ娘”ＨＫＴにとっては、地元・博多を含めて単独コンサート自体が初体験。ＡＫＢから移籍の指原莉乃（２０）は「みんなに武道館のすごさを分からせたい」と最年長らしい抱負を口にし、トリに登場するＡＫＢの大島優子（２４）は「本拠地にいるグループとしては負けられないですね」と話した。

至極の４日間！！　選抜総選挙やじゃんけん大会で数多くのドラマが誕生した武道館。それぞれのグループが「白黒」をつけるべく、ガチンコで見せるパフォーマンス。さらにコンサート恒例のサプライズはあるのか。国民的アイドルが魅せる至極の４日間から、目が離せない。