死去の村上龍さんを追悼 テレビ東京「他に類を見ない経済番組の形を作っていただいた」 岡部まり「今も褪せることなく私の中で生きています」

 芥川賞を受賞したデビュー作「限りなく透明に近いブルー」や「コインロッカー・ベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」など、鋭敏な感性で時代を捉え、人々の欲望や孤独、日本社会の閉塞(へいそく)感を描いた作家の村上龍(むらかみ・りゅう、本名龍之助=りゅうのすけ)さんが17日、自宅で死去した。74歳。長崎県出身。家族葬を行った。村上さんが2006年から今年3月までホスト役を務めた「カンブリア宮殿」を放送するテレビ東京や、岡部まりが追悼コメントを発表した。

 テレビ東京は「一度も番組をお休みすることなく、経営者を中心に延べ1000人を超えるゲストをスタジオに迎え、作家ならではの鋭い視点で様々な話を引き出し、他に類を見ない経済番組の形を作っていただきました」とたたえた。

 「勇退にあたっては『作家は、死なず、ただ立ち去るのみ』という言葉を残され、ますますのご活躍を期待していただけに、ご逝去には大変驚いております。多大なるご貢献に対して、最大限の感謝の思いをお伝えする次第です」と謝辞を送っている。

 ◇岡部まり(テレビ番組「Ryu’s Bar 気ままにいい夜」で共演) こんなに早く龍さんを追悼しなくてはならないとは、誰も予想し得なかったことでしょう。未だ信じがたく、今はただただ「リューズバー」という素敵な番組で2年間もご一緒させていただいたことにあらためて深い感謝を捧げたいです。龍さんの卓越した観察力、語彙力、そして他者に対する無邪気な愛情、今も褪せることなく私の中で生きています。龍さん、いつも有難うございました。(ブログから)

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