国仲涼子 母親役で25年ぶり朝ドラ凱旋「決まりましたと聞いて…泣いちゃいました」 NHK連続テレビ小説「ブラッサム」ヒロインの母・リョウ役を熱演
俳優の国仲涼子(47)が、9月28日からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「ブラッサム」で、石橋静河(32)が演じる主人公・葉野珠の母・リョウ役で熱演を見せている。古波蔵恵里役で主演を務め、一世を風靡(ふうび)した2001年の「ちゅらさん」以来、25年ぶりの朝ドラ出演。当時の思い出や、念願だったという『母』として朝ドラに帰ってきた心境などを語った。
あの「えりぃ」がお茶の間の朝に帰ってきた。25年ぶりの朝ドラ出演に国仲は「1週間分、もう朝から夜までずっとリハーサルしっぱなしっていう、この過酷な1日。それは変わらないなと。きついな、さすが朝ドラだなって思いながらやっていました」と笑った。
古波蔵恵里(えりぃ)を演じた「ちゅらさん」は、俳優デビューからわずか2年での朝ドラ主演という大役。「その頃は本当にお芝居もできない、現場の様子もわからない、撮影の進行具合もわからない。とにかく自分のことでいっぱいいっぱいだった」と振り返る。
一方で「何もできなかった私だから、あの『えりぃ』ができたと思う。いろんなことを吸収した後なら多分、あのお芝居はできなかった。『えりぃ』の明るさも出せなかった。何もできなかった私で良かったなとも思ったんです」と語った。
反省も、それ以上の手応えも得て、その後の俳優人生の大きなステップとなった朝ドラ。さまざまな経験を経て臨む今回の「ブラッサム」の出演は、国仲の切なる願いがかなった瞬間でもある。心にある大きな存在が「ちゅらさん」で母親役を演じ、公私ともに親交の深かった故・田中好子さんだ。「すごく母親としての大きい存在でもあって、女優としても私にわからないことを全て教えてくれた方だったので。全てを支えられていたなっていうのが強く残っていました」という。
自身も実生活で母となり、40代を迎え「好子さんも私の今の年齢で(えりぃの)お母さんだったなって気づいた時、私も40代から50代の間に母親役をやりたいって思った」と、母親役での朝ドラ出演が夢となっていた。
「電話で朝ドラが決まりましたとマネジャーさんから聞いて、涙がぶわっと。子供たちが『ママ、どうしたの?』って(笑)。その時は、すごい泣いちゃいました」
運命的を感じずにはいられない。国仲は「何もできなかった私が、どんなふうになってここまで来たのか…とか。今の時期に朝ドラのお話をいただいたのは、また改めて気を引き締めろよって意味なのかなって、そのタイミングなのかなと思っています」と捉える。
25年ぶりの“帰還”は俳優としての分岐点。「私の中でも、すごい大きい作品だったなって思える時期が来るだろうし、50代、60代ってまた変わっていくのかなっていう実感もあります。楽しみです」と話した。憧れの背中を追いながら、再び朝ドラから新たな道への一歩を踏み出していく。
