「ブラッサム」逢い引き事件からすでに1年…全く消えない珠への中傷 ネット「ばけばけ」思い出す【ネタバレ】

 20日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブラッサム」では、逢い引き事件から1年近く経過しているにも関わらず、全く噂が消えない恐怖が描かれた。

 珠(石橋静河)は、島村先生(工藤阿須加)との逢い引きの噂がたち、教員を辞め、叔父が経営する酒蔵で働き始めるも、周囲の目は相変わらず厳しい。そんな中、元夫の弟で京都の三高に通う保(金子大地)と再会し、束の間の息抜きを楽しむ。

 その息抜きの場にも、街の男性が「その女は危険人物でえ!いつ包丁で切りつけられるか、わからんで」と声をかけ、珠はあわてて保に謝るも、保は「知っていた」といい、どうせ京都に戻るので関係ないといい「人の噂も七十五日じゃ」と励ますも、珠は「とっくに過ぎちょります」と言って寂しく笑う。

 その後、珠が働く酒蔵に、お得意様がやってくるが、なんと孫が島村のクラスにいたと言い、珠へ「あんた、2組の子らがアホなのええことに、授業中に男に恋文運ばせよったらしのう。先生のすることと違うじゃろ。おお怖っ。次は包丁でも出すか」などと曲解した噂を撒き散らす。

 事実は、うっかり落とした詩を次郎が「漢字が読めない」といって島村に渡したのであって、決して生徒に運ばせたわけではないのだが…。

 逢い引きは大正3年、この日の舞台は大正4年の夏。1年が経過しても全く噂が消えることのない地方の恐ろしさは、昨年放送の「ばけばけ」でも描かれた。松江新報の新聞記事の影響で、松江にいられなくなったことを思い出す。

 ネットでも「ばけばけみが…」「ホント、この村の住人は同じゴシップをいつまでグジグジ言うのよ」「今作も噂話の気持ち悪さ恐ろしさを描くの本当にうまいなと思う」「噂って尾ひれがついて広がるものなんだな」「娯楽がない時代は人の噂話や陰口がエンタメの要素を担ってたんだなあ」など震える声が上がっていた。

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