今井翼「ボクにとって宝物に」 独立後初ライブで山田洋次氏が作詞の新曲発表 タッキー&翼時代の曲も披露「滝沢に届けようぜ」

 歌手で俳優の今井翼(44)が16日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで事務所からの独立後初となるライブ「Treasure」を開催した。44歳最後の日に、初ライブを行った地元・横浜でファンへ覚悟と決意を示したステージ。来年には、映画監督・山田洋次氏(95)が作詞を手がける新曲をリリースすることも発表された。尊敬する先輩・近藤真彦(62)らの背中を追い、新たな環境での活動も精力的に走り続けていく。

 今井の新たな旅立ちに恩師が力強く背中を押す。集まったファンの前で「来年、新曲を出します」と宣言。さらに「作詞を山田洋次監督にお願いさせていただきました」と、映画界の巨匠に作詞を依頼したことを明かし、場内からは驚きと祝福の歓声が起きた。

 17年に山田監督が脚本・演出を手がけた舞台「マリウス」で主演を務めるなど、今井が「いろんな部分で教えをくださった方」と師と仰ぐ存在。今井の願いに山田監督も「今井くんのためなら僕は書くよ」と快諾したという。

 山田監督の作詞は60年の坂本九「ボクの星」、75年に倍賞千恵子が映画「男はつらいよ」の劇中で歌った「さくらのバラード」があるが、作詞を手がけるのは半世紀ぶり。今井は「ボクにとって宝物になる。一生、歌い続けていける楽曲にしたい」と思いを語った。

 1日に事務所から独立したばかり。独立後初のライブは今後への覚悟がにじんだ。「ライブは僕の原点。初めてのステージが横浜でしたし、生まれが横浜。ここで44歳最後の時をファンと迎えられるのがうれしい」と語り「責任と覚悟は常に必要なもの。しっかりやっていきたい」と強い覚悟を示した。

 星空のように輝く黒のスーツで登場。1曲目「queen of R」から「Venus」「仮面」など、滝沢秀明氏(44)と組んでいたユニット・タッキー&翼時代の曲を立て続けに披露した。

 「2人分歌うのは、非常にカロリーが高いです」と笑顔。新橋演舞場では盟友・滝沢氏が構成、演出の舞台が上演中とあって「この空気感を演舞場に、滝沢に届けようぜ」と呼びかけ、再び大きな歓声がわき起こった。

 中盤以降は「風の詩」などソロの曲も歌い上げ、練り上げたセットリストにファンも熱狂だ。12月は沖縄南城市「ガンダーラの谷」でライブも開催予定。そして未来へ。「2027年はみんなと歩む最高の1年にしたい」と全力で走り続ける。

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