TUBEが大雨予報覆す奇跡のハマスタ夏祭り「みなさんのTUBEに対する愛が引き起こした」 8月手術したばかりの松山千春と初共演も

 4人組ロックバンド・TUBEが5日、今年で37回目を迎える夏恒例の横浜スタジアム公演「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2026 No TUBE, No Summer.」を開催。全22曲のステージで、集まった約3万7000人を興奮の渦に巻き込んだ。ゲストには松山千春(70)も駆けつけ、真夏の祭典を大いに盛り上げた。

 夜のとばりが下りたハマスタで、豪華絢爛(けんらん)、まばゆい光とファンの大声援に包まれてTUBEの夏祭りがスタートした。ステージを覆っていた幕が落ち、4人がそれぞれゴンドラに乗って登場。驚きの演出の中で、1曲目の「Only You君と夏の日を」を歌い上げた。

 まさに奇跡のライブだった。ボーカル・前田亘輝(61)は「1日にゲネプロをやったときは中止もあるよってなっていた」と明かす。だが、大雨予報だった横浜の空は、少しの雨も落とさずTUBEとファンを迎えた。

 前田は「みなさんのTUBEに対する愛が引き起こした奇跡だと思います」と語る。昨夏から続いたデビュー40周年記念全国ツアーを5月に終え、新たな一歩を記した4人。「41年目の第一歩を一緒に踏み出してくれて、ありがとう」とファンへ感謝の言葉を贈った。

 涼風を感じる気候も、ハマスタは「夏を抱きしめて」「恋してムーチョ」「あー夏休み」のヒット曲から新曲「3 2 1 Go!Summer」までTUBEのすべてを網羅する選曲と、気球が飛び、火柱に水柱が上がる演出で熱く燃え上がった。

 そして41年目のスタートを切った一夜に、豪華ゲストが彩りを加える。前田とも親交の深い松山千春が「いつか自分も出てみたいと思って。願いが叶いました!」とTUBEと初共演。8月に腎臓結石の手術を行ったと明かしていた松山の術後初ステージともなった。

 松山はTUBEの曲をリクエストも、前田がメンバーの希望を聞いた上で「今、みんなが失いかけている大事なものが、この曲に詰まっている」と「大空と大地の中で」を熱望。「長い夜」と2曲を2人で熱唱した。

 自身が持つ横浜スタジアムでのアーティスト単独ライブの最多開催記録を今年も更新。昨今の温暖化で6月には夏の暑さが訪れるだけに、前田は「(来年は)6月1日もありだね」とデビュー記念日の開催も視野だ。来年も再来年も、TUBEの熱い夏は終わらない。

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