【山田美保子のミホコは見ていた!】カンテレ・橋本和花子アナのプロ野球実況「ええやん!」
各局の女性アナウンサーによるスポーツ実況が増えつつある。在京局ではTBSの篠原梨菜アナの競馬を始め、「東京2025世界陸上」では上村彩子アナら4人の女性アナの実況が話題となった。
実は同年、カンテレの橋本和花子アナが女性では13年ぶりとなるプロ野球実況を担当。京セラドーム大阪でのオリックス-楽天戦は同局が制作、スポーツテレビ局「J SPORTS」で中継され、視聴者からは「何の違和感もなかった」「事前によく勉強しているのがわかった」と評判を呼んだ。
兵庫県西宮市出身で幼い頃から自宅のテレビに野球中継がついていた環境で育った橋本アナは、就活でも「野球実況をやってみたい」とアピール。入社4年目から実況練習を始め、5年目にデビュー。既に4度の実況を経験し、次回は7月19日、京セラドームで行われるオリックス-日本ハム戦だ。
現在、平日は「旬感LIVEとれたてっ!」の進行キャスターを担当。同番組放送後の16時以降を勉強や準備に充てているが「足りないです」。
それもそのはず、オープン戦からオリックスと対戦相手の試合をほぼ全て見ながら資料を作り、知らない言葉が出てきたら検索し、「いいな」と思ったフレーズを書き留め、映像を見ながら喋る練習をし、実況日が近くなれば京セラドームへ足を運び、試合を見ながら言葉を紡ぐ練習を繰り返しているからだ。ノートは黒、赤、青のペンで色分けされた文字や記号でギッシリと埋められている。
加えて、プロ野球実況ならではの発声法には苦しんできた。当初から先輩の男性アナから指導されていたのは息が混ざらない、お腹から出す大きくて張りのある声。特にホームランが出たときは、もっともボリュームを上げなければならない。
なのに昨年初めて担当した実況では初回、1番と2番に連続ホームランが出るという大ハプニングを経験。それでも動じなかった橋本アナには、視聴者から「ええやん」との声があがったものだ。
「不安は尽きませんが、等身大の疑問を大切にして実況に臨んでいます」とどこまでも謙虚な橋本アナが19日の放送席で初タッグを組むのは阪急、オリックスを経て、2000年~2002年まで阪神タイガースに在籍した星野伸之氏だ。「どんなお話をしてくださるか、それを楽しむ気持ちも忘れないでいようと思います」と橋本アナ。そんな彼女には、チームワークがどんどん良くなっている「とれたてっ!」のMC・青木源太アナやスタッフらが大声援を送っている。勿論、私も絶賛応援中だ。
