チャップリン「街の灯」が文楽作品化 豊竹若太夫「橋下徹さんも見に来い!」無関心層への“起爆剤”期待

新作文楽「まちの灯」の取材会に、与次郎の人形(中央)とともに登場した(左から)大野裕之氏、豊竹若太夫、桐竹勘十郎、鶴澤友之助
新作文楽「まちの灯」の取材会で、与次郎の人形を操る桐竹勘十郎
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 人形浄瑠璃文楽の豊竹若太夫(79)、桐竹勘十郎(63)、鶴澤友之助(45)と劇作家の大野裕之氏(51)が8日、大阪市の国立文楽劇場で、文楽サマーフェスティバル(7月18日~8月9日、同所)で上演される新作文楽「まちの灯」の取材会に出席した。

 喜劇王チャールズ・チャップリン監督、主演の映画「街の灯」を、幕末の大坂を舞台にした文楽作品に仕立てた。風来坊の与次郎が、目の不自由な娘・お花に献身的な愛を捧げる物語。

 脚本、演出を手がけた大野氏は、文楽とチャップリンに共通点が多いとして「チャップリンの残酷なまでの愛の世界と、文楽の大阪の情の世界は通底するものがある。チャップリンの映画には、心地よいリズムがある。文楽というのは、リズムのアート。義太夫のリズム、大阪の言葉のリズムがあって、心地よいリズムというのが通底するものがある」と意義を語った。

 チャップリンのようなちょびひげをを生やした与次郎の人形も公開された。若太夫は「文楽に興味がない人でも『何をやってるんだ!?』って感じで、非常に興味を持ってくれて、ものすごい反応にびっくりしている」と、チャップリン不朽の名作の文楽化に、反響が大きいとした。

 若太夫は「文楽に関心がない人が乗ってくる。めちゃめちゃ大きな起爆剤になるんじゃないか。橋下徹さんも見に来い!もしかしたら見に来るかもしりませんよ」と大阪市長時代に文楽協会への補助金削減問題で対立した橋下徹氏(57)の名を挙げ、文楽に無関心な層への浸透を期待した。

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