奈緒の一言に大物作家も感嘆 京極夏彦氏「良いこと、言いますね…」
俳優・奈緒が4日、都内で、主演映画「死ねばいいのに」の公開記念舞台あいさつを伊東蒼らと行った。
京極夏彦氏の人気小説が原作のミステリー。イベントは午前11時半前、上映後に行われた中、強烈なタイトルを冠しているだけに奈緒は「このタイトルの映画を朝一番で見るという。どんな方達が朝一で見に来てくださったんだろうと楽しみにしてきた」と笑った。
京極氏は「朝っぱらから重たくてすみません」と自虐交じりに謝罪。「面白かったら監督スタッフ、キャストの皆さんの功績です。もし面白くないと思ったらそれは私の責任です」と続けた。
作品の反響については「僕の所に聞こえてくる話はすごく良い話。ちょっと驚いてます。このタイトルですよ?」と苦笑い。そして「原作付きの映画」というものを「すごく手間をかけてお金を掛けて力を入れた評論だと思っている」と表現し、「原作通りである必要は無いけど、原作をいかにくむかっていうことですよね。これは監督や脚本の方が作った、行間を読んだ僕の作品であり、そして奈緒さんや伊東さんが具体化してくれた作品。作品としては全く別物だけど、同じ物なんです。僕はとてもありがたいと思った」と語った。
その上で原作を「ぜひ読んでいただいたら若干うれしい」といい「買ってくれとは言いませんので、立ち読みでもなんだっていいので(映画と)同じような風景が見えるかどうか確認していただけたら」と呼びかけた。
これに奈緒は締めの言葉として「最近、脳科学にハマってまして。脳科学上、本は誰かに借りるよりも自分で買った時の方が内容が残るそうなんですね。もし原作が気になった場合は購入した方がいろいろ分かるかもと思います」と完璧にPR。会場が沸く中、京極氏も「良いこと、言いますね…」と舌を巻いていた。
