韓国K-POP公演 現地FC会員に「先行予約導入」グローバルファンとの「不公平性」を現地メディアが指摘
韓国で、アイドルなどのファンクラブ会員に予約優先権を与える「国内先行予約販売」が、今春のK-POP公演における新たな標準として定着したと18日、現地メディアのNewsenが報じた。
記事によると今年4月、ENHYPENのソウル公演を皮切りにaespa、CORTIS(コルティス)など、多くのアーティストが同様の先行予約を導入したという。このシステム改編は、転売防止と真の需要者保護という大義名分を明確にしているが「同じ会員プランを購入しながら、特典に差が出る」という疑問が解消されていないと伝えた。
同メディアは、日本ではすでに現地に特化したファンクラブが存在しており、韓国のファンも同様の手続きを経てK-POPアーティストの日本公演を見ていると説明。その上で、韓国で批判が起こっている根本的な点として「韓国(現地)に特化したファンクラブ」がほとんど存在しないという事実を指摘した。多くの韓国アーティストが「グローバルファンクラブ・会員プラン」として統一運用しており、同じ会費・同じ会員プランに加入しているにもかかわらず、後になって居住地により分けられることは「不合理」だと受け取る可能性があるとした。
またこれは、単なるファン心理の問題ではなく、場合によっては「取引の公平性の問題」に発展する恐れがあると伝えている。
そして同メディアは、世界的に成長したK-POP産業において、多様なファン層の需要を満たすことが重要課題だとし、今後、運用側が最適なバランス点を見いだすことができるかどうか、引き続き注視していく必要があるだろうと締めた。
