榎並大二郎アナ 2度の育休経て仕事と家庭両立 「(幼稚園)行きたくない」渋る4歳長男→どうする榎並アナ?親子で乗り越え涙も

 フジテレビの榎並大二郎アナウンサー(40)が、公私ともにフルコミットしている。3月、同局系情報番組「Live News イット!」(月~金曜、後3・42)のメインキャスターに2年ぶりに復帰。夕方の顔を担っている。家庭に戻れば、4歳の長男と0歳の長女の育児に参加するパパに変身。帯番組を担当する同局の男性アナウンサーとして初の育児休暇を取得し、会社に風穴を空けた存在でもある。2度の育休を経て、仕事と育児を両立する榎並アナの、全力投球の日々を聞いた。

 会社と家庭で背負うモノが増え、榎並アナは今日も全力で走る。担当番組が深夜から夕方に移動したことで、生活リズムが一変。これまで日中に家族の時間を持てていたが、現在は午後7時までの放送を終え、寝かしつけの時間に帰宅するスケジュール感に。家族会議の結果、子供がスムーズに就寝するように夕方の育児を妻に一任。子供が寝たタイミングで家に入り、寝てない場合はカフェなどで時間をつぶす。妻の負担を時間差でも軽減できるように幼稚園の送りや夕飯の支度を朝にこなし、「午前の出社までが勝負です」と語る。

 榎並アナは長男の時に2週間、長女の時に3カ月半の育休を取得。イクメンとして知られるが、結婚まで1人暮らしの経験がなく、初めての育休で家事全般を学んだ。当時について「家を回すのがこんなに大変なのかと思い知った。同時並行でいろいろこなして、あっという間に1日が終わりました。もう外が暗くなっちゃったなって」としみじみ。2度目の育休は「妻の体力回復や睡眠確保」と「長男のいつも通りの生活を守ること」のため、3カ月半取得。親としてわが子の成長を目の当たりにする貴重な時間を過ごした。

 2度目の育休では、長男の登園渋りが勃発。夏休み明けに「今日は幼稚園か」とぼやくようになり、エスカレートして「行きたくない」とぐずり始めた。パパ友に悩みを共有しては励まされ、ご褒美システムを導入して工夫を重ねた。1カ月半が経過したある日、幼稚園に送り届けると、息子がこちらを振り返って「僕もう大丈夫だよ」と笑顔を見せたという。「ドラマみたいで、帰りの自転車で泣きました。本当に大変だったけど、乗り越えたなって。育休を取得して、子供の精神的な成長を見られて良かった」と親心を揺らした。

 土日は家族の時間に充て、平日の分まで愛情を注ぐ。育児で心がけていることに「距離感」を挙げ、「私が叱ったら妻の方で受け入れるし、妻が叱ったら私の方で受け入れる。『どっちも叱らない』というのは、夫婦の決め事にしています」と語る。パパとしてまだまだ発展途上中で、育児でのエピソードとして「正直ストレスもたまって、強く言葉を発してしまったこともあります」と赤裸々に明かす。「いっぱいいっぱいになってしまう自分に気が付きました」と自身を知るきっかけになり、親として成長を誓う日々を送っている。

 家族が増え、喜びも苦労も倍増。行き詰まった時は子供たちの姿が“特効薬”となり、「一緒に寝ているだけでも幸せですね」と目尻を下げる。一家を支える大黒柱である榎並パパは「(仕事も育児も)より力が入っていますよ!家庭を守っていかないといけないし、番組を守って会社のためにもならないといけない」とメラメラ。大切なものを守るため、今日も奮闘する。

 ◆榎並大二郎(えなみ・だいじろう)1985年9月30日生まれ。東京都出身。慶応義塾大法学部卒。2008年にフジテレビに入社し、報道を中心に担当。深夜のスポーツ情報番組「すぽると!」(24年3月~26年3月)を経て、3月に2年ぶりに夕方の情報番組「Live News イット!」にメインキャスターとして復帰した。プライベートでは、16年2月にモデルの有村実樹と結婚。21年8月に長男、25年9月に長女が誕生を発表した。育児風景をインスタグラムで発信中。

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