3億円の詐欺被害 五輪メダリストがトレーナーと共同経営も「二重帳簿」フェラーリも騙し取られる
テレビ東京「ありえへん∞世界」が2日に放送され、「昭和の常識は令和の非常識!?SP」を進行した。
この日は、バルセロナ五輪の体操銀メダリスト・池谷幸雄氏(55)に密着した。
池谷氏は1988年のソウル五輪では団体と個人床で銅メダルを獲得。92年バルセロナ五輪では、団体銅、個人床で銀メダルを獲得。甘いマスクでタレントとしても活躍し人気者となった。
池谷氏は、引退後に被害総額3億円以上の詐欺被害にあっていたことを明かし、スタジオを驚かせた。
番組で詐欺被害の詳細について取材を試みると、池谷氏は一つ目の詐欺被害として「フェラーリの512TRっていうのがあったんですけど、これを買って1年で売るっていうことになったんですね。離婚するのにお金がいる。支払わなきゃいけないとか。そういうものがあるんで、現金化するために売ったっていう感じですかね」と切り出した。
つづけて「友達の車屋さんから買ったんですよ。1200万で買って、ふつう(買った所で)売るじゃないですか。信用してますから。車と一緒に印鑑証明とか委任状みたいなのを全部、一式渡しちゃった。そのまま、友達の車屋さんが飛んじゃって、逃げちゃったんですね」と振り返った。
さらに池谷氏は2つ目の詐欺被害として「オリンピック行った時にトレーナーで付いてた人間に騙されたんですね。(競技を引退後)芸能界に入ったときに『スポーツクリニックを作る』って言って。『一緒にやろう!』っていう話に乗ったわけですよ」と、大阪にあったクリニックの共同経営者になったという。
「僕はもう東京で忙しくて。クリニックをやってるっていうことで、もう、お金だけ出して。全然そのやってる部分は見られなかったんですよ。あんまり。そしたら『薬代がいくらかかってる』って言うんですけど、もう全然そんな半分以下だったりとか。それをスタッフが教えてくれて。本人がいない時に行ったら、二重帳簿があったりとかして。全部1億ぐらいやってるんですよ」と話した。
池谷氏は、他にも体育館を建設する際や未公開株投資の際にも詐欺被害にあい、被害総額は3億円以上になると説明した。現在は体操教室を運営していると話し「コロナが来て。営業停止になって。(借金は)5000万ぐらいはありますかね。ずっと借金まみれの人生ですけどね。しょうがないですね」と告白。詐欺被害による借金のほとんどは返済したものの、コロナ禍における体操教室の営業停止によって、現在は約5000万円の借金を抱えているという。
池谷氏は、スタッフから他のビジネスなどで借金返済に充てる気にはならなかったのか?と聞かれると「またね。それやろうと思って、やったら騙される可能性があるのと…。失敗して、また痛手を追うっていう可能性もあるんで。コツコツと体操クラブの生徒を増やしていくっていうのがメイン」と話していた。
