LUNA SEA バンド結成日に地元・秦野で初の凱旋ライブ 2月に旅立った真矢さんの思いを胸に全16曲熱唱

 ロックバンド・LUNA SEAが29日、神奈川・クアーズテック秦野カルチャーホールで、23会場33公演を巡るホールツアー「UNENDING JOURNEY-FOREVER-」をスタートさせた。ボーカル・RYUICHI(56)以外の4人は秦野市出身で、バンド結成日にあたる同日に初の地元凱旋ライブが実現。2月17日に56歳で死去したドラム・真矢さんの思いも胸に、さらにパワーアップしたLUNA SEAを見せつけた。

 1989年の結成から37年の時を経て、故郷に帰還を果たした。1400人のSLAVE(ファンの呼称)に迎えられ、RYUICHIは「初の秦野!会いたかったぜ!」と雄たけびを上げて「今夜は真矢の思いも連れてきた。飛ばしていくぞ!飛ばしていくぞ!飛ばしていくぞ!」と気合の三連発。冒頭からコール&レスポンスが飛び交う展開となり、メンバーの笑顔が咲いた。

 昨年11月にLUNA SEAの楽曲が秦野駅の列車接近メロディーに採用され、真矢さんが観光親善大使を務めていたこともあって同市と急接近し、今回のステージが実現した。ベースのJ(55)は「今日ここでやれて感無量です。こんなやつらを温かく迎えてくれてありがとうございます!」と頭を下げた。

 この日は小田急・秦野駅に、電光掲示板の「おかえりなさい!」というメッセージや「WELCOME to HADANO」と書かれたパネルが掲出された。公演のために会場までアクセスする電車やバスが増便されるなど、地元の温かさに触れる初日となった。

 代表曲「ROSIER」から最新曲「FOREVER」まで全16曲を届け、さらに進化した姿を誇示。ギター・SUGIZO(56)は「真矢がいなければ、今夜はなかった。真矢が今日を一番楽しみにしていたから、笑っているはず。良かったね」と天を仰ぎ、「秦野の思いをしっかり全国に伝えていきたい。何を隠そう、正真正銘故郷ですから!」と白い歯を輝かせた。

 結成日を迎えて“37歳”となったLUNA SEAに向けて、SLAVEが7分間にわたってバースデーソングをプレゼントする場面も。愛に包まれた初日となり、RYUICHIは「秦野!愛しているよ!」と感激した。12月12、13日に兵庫・神戸ワールド記念ホール、12月19、20日に東京・有明アリーナでの追加公演も決定。地元でのパワーチャージを終え、最終日まで駆け抜ける。

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