異国で変わったSTU48甲斐心愛 「1年目に戻った気持ちで活動」 マレーシアKLP48から3月復帰
STU48の甲斐心愛(22)が、成長した姿でグループをけん引している。移籍していたKLP48(マレーシア・クアラルンプール)から3月に復帰。7月1日には2冊目の写真集(タイトル未定)を発売することも発表した。個人としても再び日本で注目度を高めており、異国での経験と今後の活動への思いを聞いた。
明るく天真らんまんな親しみやすい雰囲気の中に、異国での経験の自信がのぞいた。
「1年目に戻った気持ちで活動しています。STU48の甲斐心愛として戻ってきました」
13歳だった17年にSTU48の1期生としてアイドル活動が始まり、24年に志願してKLP48へ完全移籍。約2年間、異国で活動し、現地ではリーダー的な存在として期待されつつ、文化の違いに苦労した。
「最初は(KLP48のメンバーに)アイドルというものが何かも分かっていない方もいた。歌って、踊って、MCもするアイドルを知っておらず、本当にまずはステージを作っていくところからだった」
だからこそ自身で引っ張る自覚も芽生えた。レッスンに来ないメンバーや、時間通りに練習場にいないメンバーもいたが「もっと練習した方が自信を持って楽しめるよ。自分たちでステージを作るんだよ」と声をかけ続けた。
クアラルンプールでの私生活も1年目は観光を楽しんだ。ただ、2年目にはホームシックに陥った。「家族やスタッフさんにも辞めますと伝えた」というところまで気持ちは落ちた。
それでも、AKB48から同じくKLP48に移籍していた日本人メンバーの行天優莉奈、黒須遥香、山根涼羽にも助けられ、辞めることなく気落ちを切り替えた。4人の中では一番年下だったこともあり、「しんどい時は一緒に過ごしてもらった。家族のように支えてもらった」と振り返った。時には「泣きながら朝まで一緒にゲームをした」と明かして笑った。
KLP48での約2年の活動を終え、契約満了となったタイミングには「アイドルを続けることは全く頭になかった。芸能活動をやめようと思った」と打ち明けた。ただ、周囲からの「これで終わっていいの?」という言葉に思いとどまった。
揺れる心境の中で、STU48に戻るという選択肢もあった。「自分の中で最後はSTU48がいいという思いがあった。今なら(KLP48で活動前と比べて自分は)絶対に変化している」。グループの力になれることを信じて復帰を決断した。
KLP48での経験から「本当にSTU48は恵まれていたんだ」とも実感。30日には東京・Kanadevia Hallで9周年コンサート、31日に同期の石田千穂(24)の卒業コンサートも行う。新たな目標も掲げ「Mステ(テレビ朝日系「ミュージックステーション」)に出たい」とさらに人気拡大も狙う。
個人では7月1日に2冊目写真集を発売する。24年の初写真集発売の時には大ファンのプロ野球・広島の新井貴浩監督に渡すと明言していたが、かなわなかった。今回は「絶対に持っていきます」と宣言。再び広島から存在感を示していく。
◆甲斐心愛(かい・ここあ)2003年11月28日生まれ。広島県出身。17年にSTU48第1期生に合格。18年6月の2枚目シングル「風を待つ」で表題曲初選抜メンバー入り。24年2月に初写真集「心の空」発売。同年6月からKLP48へ完全移籍。今年2月をもってKLP48としての活動を終了。同年7月に2冊目写真集(タイトル未定)を発売予定。血液型B。身長154センチ。
