フジテレビ 新たな企業理念を策定 3つの指針を発表 「楽しさ」の本質に問うものに

 フジテレビは12日、新たな企業理念を策定したことを発表した。同局が1981年から掲げてきたキャッチフレーズ「楽しくなければテレビじゃない」に代わるものではなく、自ら掲げる誓いとして3つの指針からなる企業理念を新たに策定。同日、都内の同局で清水賢治社長が会見した。

 元タレントの中居正広氏の女性トラブルを発端とする一連の騒動で、同局の「楽しくなければ-」という言葉が問題視された。同局はここから脱却することを目指し、新たな企業理念を模索。「楽しい」という言葉から完全に離れることを含めて検討を重ねてきた。

 新たな企業理念は、①Corporate Question ②Corporate Policy ③Corporate Storyの三本柱から構成。「楽しさ」という言葉は残しつつも、自分たちの「楽しい」のためではなく、社会の「楽しさ」のために何ができるのかと本質を問い、追求するものだという。

 清水社長は「楽しい」という言葉を残した理由を「全社員から意見を求めて議論していく中で色んな言葉が出た。『楽しさ』じゃない言葉もあったが、多くのフジテレビの社員は『自分たちは何のために来たのか』とたどると、人々に楽しさを送り届けたいという気持ちが強かった。僕らは楽しいものを届けたいという結果になったが、それは社会のためでなければならない。再出発としてはいいのではないか」と語っていた。

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