朝ドラで人気の華麗な男役 「春のおどり」100周年に「演目が100周年ってすごいこと」と感嘆 OSK翼和希、夢かなって付けヒゲも
OSK日本歌劇団トップスターの翼和希と娘役トップスターの千咲えみが24日、都内で「レビュー 春のおどり」(30日~5月5日、東京・新橋演舞場)の取材会を開いた。翼はNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(2023~24年放送)の橘アオイ役でも知られる男役だ。
「春のおどり」は今年で100周年となる演目。「ロミオとジュリエット」を古代日本に移した和物ミュージカル「たまきはる 命の雫」と洋物レビュー「Silenphony-サイレンフォニー-」の二本立てで、レビューは無音ダンスからインドのボリウッド映画をほうふつさせるダンスまで多彩な踊りがちりばめられている。
翼は「たまきはる」について「シェイクスピアの古典的な作品と(OSKと)の親和性は高くて、お芝居でやれば3時間かかるのを1時間でやっていて、見やすいのではないか。そぎ落として、すごくシンプルな作品としてお届けできているのではないか。劇場の装置を駆使した演出とともに、古代ヤマトの時代に誘える作品になっているのではないか」と説明。
「サイレンフォニー」については「無音ダンスは歌劇ではまず見たことがなかった。最初はお稽古場でも皆ただただ緊張していて、新しい挑戦だなというのがあった。メッセージ性やエネルギー、世界観をお客さまに投げるというか、一気に世界に引きずりこむような感覚があって」と革新性を解説。一方でボリウッド映画のようなダンスでは「14年越しの夢がかなった」というヒゲを付けるなど、楽しさもあり緩急を付けている。
「春のおどり」の100周年に、翼は「1世紀を迎えることのすごみ、重みを改めて考える機会をいただけた。演目が100周年ってすごいことだなと。今までの歴史を共有できるすてきな機会をいただけた」と歴史の重みを強調。
翼と千咲は2011年の「春のおどり」を見たことがきっかけでOSKに入り、2013年の「春のおどり」でデビューしており、千咲は「令和の時代にぴったりな、今のメンバーでしかできない春の踊りになっていると思う。新しいものとして見ていただけたら」と、アップトゥデートをアピールしていた。
