吉村知事熱望「道頓堀に新劇場を」 閉館→解体決まった大阪松竹座に「府市で松竹と協力してやっていこうという考え方」
大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表、50)が22日、府庁での定例会見で、5月の閉館後に解体されることが決まった大阪・道頓堀の劇場「大阪松竹座」について「松竹の判断で、今の建物については残すことはできないという判断。その上で、新たな劇場、劇場機能が発揮できるようなものが造られれば」と話し、道頓堀への新劇場建設を熱望した。
大阪松竹座を運営する松竹は14日、取締役会で、閉館後に建物の解体工事に着手することを決めた。受け止めを問われた吉村氏は「道頓堀は、芝居小屋の文化で発展してきたという歴史がある。それを引き継いでいるのが大阪松竹座。建物自体は老朽化もあり、閉館されるという判断をされた。道頓堀の歴史と魅力、芝居小屋の文化ということを考えると、劇場機能はぜひ残してもらいたい。残すべきだと思っている」と強調した。
吉村氏は「大阪府と大阪市で、できることを松竹と協力してやっていこうというのが考え方。道頓堀に劇場を残す。あるいは、新たな劇場機能をつくっていく。松竹と協力しながら、僕自身もさまざま尽くしていきたい」と述べ、松竹と協議を続けるとした。
「さまざまな手法、意見もありますが、現時点でこれと定まったわけではありません」と、具体的な進展はないとした吉村氏だったが「道頓堀の魅力となり、道頓堀の魅力が高まるということは大阪の魅力が高まるということとイコール。大阪の個性でもある。個性が発揮できるようにすることが、まちづくりとしても重要」と道頓堀に劇場がある必要性を語った。
