日テレ元アナ多昌博志さん死去 松井秀喜のプロ初ホームラン実況 63歳、多発肝腫瘍のため
元日本テレビアナウンサーの多昌博志(たしょう・ひろし)さんが7日午前5時15分に多発肝腫瘍のため川崎市内の病院で死去していたことが10日、分かった。63歳。神奈川県出身。葬儀は近親者のみで執り行われる。喪主は妻の昌代(まさよ)さん。
多昌さんは中大卒業後の1985年、日テレに入社。主にスポーツ中継を担当し、プロ野球やサッカー、陸上の実況で活躍した。
91年の世界陸上の東京大会では、男子走り幅跳びのマイク・パウエルの8メートル95の世界新記録を実況。93年には巨人の新人だった松井秀喜選手のプロ入り初ホームランを熱く伝えた。
箱根駅伝は同局が最初に中継した87年から担当し、1号車での実況は99、2000年と2度務めた。02年ソルトレークシティー五輪ではスピードスケート、アイスホッケーなどを担当し、多方面で活躍していた。
近年は日テレイベンツの常務取締役を務め、昨年6月にはアナウンサーなどを目指す人材を育成する「日テレ学院」の第6代学院長に就任したが、今年3月27日に体調不良で入院。4月1日に63歳の誕生日を迎えたが、同7日に旅立った。
