にしたん西村社長 「SANAE TOKEN」騒動に言及→仮想通貨スキームへ警鐘「初期メンバーだけは売り抜けて誰かが大損をする」→投資は慎重に!
「にしたんクリニック」や「イモトのWiFi」などを手がけるエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長が4日、TikTokを新規更新。金融庁が関連業者に対する調査を検討している高市早苗首相の名前入りの暗号資産(仮想通貨)「SANAE TOKEN」について言及し、投資には慎重を期すようにに呼びかけた。
西村氏は「今Xで拡散されて、Xユーザーの方はご存じかと思うんですが、SANAE TOKENなる仮想通貨が発行されて。こちらはBreaking Downであるとか、NoBorder。あと、REAL VALUEとかを行っている溝口勇児さんが主体になって『Japan is Back』プロジェクトなるものから発行されたという仮想通貨なんですが」と切り出した。
SANAE TOKENについては高市首相が2日にXで「私は全く存じ上げない」と関わりがないと断言したことにも触れた上で西村氏は「一方で溝口さんは、REAL VALUEの中で、明言してるんだけども『高市さんサイドとは、コミュニケーション取ってきた』みたいなことを言ってるんだけど、これ本当に大丈夫なのかなというね。そんな言い切ってね」と今後の展開を案じた。
西村氏は「仮想通貨なんで投資された方っていうのは自己責任になるかと思うんだけども、1回30倍ぐらいに上がって、また急落したっていうと必ず大損してる人って出てるじゃないですか。これね本当に問題だなと」とここでも案じた。
西村氏は「ここからは皆さん、僕が空想でしている話だと思ってください。誰かって言うのは勝手に皆さん想像して欲しいです」とした上で“儲け話”の構造について展開した。
西村氏は「こういったことは、こういうスキームでやってるんじゃないか、という僕の空想なんでここからは皆さん集中して是非聞いて欲しい話なんですけど。以前、とある有名な方が、僕に直接こんな話をしてました。その方は、仮想空間ね、メタバース上の空間の土地を売買していて、これはもう、土地の数は限られてると。今は、ビットコインの初期と同じでこのメタバース上の土地に投資したら今後100倍ぐらいに上がるかもしれない。今からこれはグッとくるんだと」と述べた。
さらに西村氏は「僕がその話を聞いた段階で、もう37億かお金集めてる、という話だったんですよ」とし、「これがここから、100倍になっていくというような話で僕にね、勧誘をしてきたわけじゃないんだけど。僕はごめんなさい、自分で言うのもあれなんですけど勘の働きがいいんで、その話を聞いた時に、こういうことか、そういう形で『これは投資で自己責任』と言いながら自分たちが知名度を活かして、投資を募って、その価格が10倍、20倍、30倍となった時には自分たち初期メンバーだけは売り抜けると。その売り抜けたお金で、色んな目立つような番組やったり、イベントやコンサートやったり、色んなプロジェクトやって、自分たちの知名度を上げて、その知名度をレバレッジに活かして、どんどんそういう自分たちの仲間が全国的に活動して、どんどん値段を上げて、どこかでババ抜きのようで、誰かが損すると」と一部の者だけが利益を得る構造になっていると推測した。
西村氏は「僕はその時思ったんですよ。これいつかまた形を変えて、もっと大掛かりの同じようなことやるんじゃないかなみたいな。空想ですよ」と念を押した上で、「トークンの発行の数はこれだけです。まずは1億円からスタートします。知名度ある人を使って『これは儲かりますよ』と言って、どんどん増えていきます。参加者が増えていきます。値段が上がっていきます。いつも同じパターンです。最初に参加した人たちは、計画的に高くなったところで売り抜けて、はしごを外された人たちが損する」とカラクリを指摘した。
西村氏は「これ空想ですよ。皆さんね」と再び念を押した上で、「これってね『投資なんで自己責任で』という設計されてるんで、法律的にどうのこうの問題にならないように設計されていて、すごいこういうのを画策する人っていうのは、皆さん想像ですよ。すごい…まあ、うん…賢いな、ずる賢いなと思うんだけれども。でも僕思うのは、こういうのをやってる主催者の人も、自分自身を信じ込ませて、これは社会のために正しいことをやってるんだって声高に言うんですよ」とこれまでの経験から語った。
西村氏は「これは別に過去色んなのを見てきて思うんですけど、後々皆さんね、泣きを見ないようにしっかり自己判断で投資とかをやるといいんじゃないかなと思います」と投資には慎重を期すことを呼びかけた。
