片岡仁左衛門 大阪松竹座閉館に「本当に残念!」かつてはトイレのドアにもアドバイス「設計士は何を考えているのか」

取材会を行った片岡仁左衛門
さみしそうな表情を見せる片岡仁左衛門
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 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門が2日、大阪市内で大阪松竹座で行われる「御名残四月大歌舞伎」(4月3日初日)、「御名残五月大歌舞伎」(5月2日初日)の取材会を行った。

 冒頭、大阪松竹座が5月に閉館することに触れた仁左衛門は「松竹座がとりあえず幕を下ろすということで、ちょっとさみしい思いです」としみじみ。「私は松竹に育てられた人間でして、松竹の歴史としても非常にさみしい。なんとか、どういう形にしろ、道頓堀で歌舞伎をうてる劇場、芝居小屋を再建できるように頑張りたいと思っているんですけど」と、語った。

 同劇場が建て替えられた際には「働きやすい、見やすい劇場」を目指し、客席のカーブから、楽屋の窓の有無、姿見の場所まで、細部にこだわって助言したこともあるという。トイレのドアに関して「開けたら外から便器が見える。どう考えても反対やろう、と。(建物が)出来てから反対にさせたんです」と明かし、「こんなこと言うたらいかんけど、設計士は何考えているのかと思うね」と笑わせた。

 かつて同じ道頓堀に存在した「中座」で初舞台を踏んだ仁左衛門。思い入れの深い土地の節目に「本当に残念!」と悔しがりつつ、「あらゆる方に見に来てほしい。歌舞伎をご覧になったことのない方にも、長く親しんでいただいた方にも。そして初めての方の心を逃がしたくない。歌舞伎ってつまらんな、と思われないように務めたいと思っております」と、力強く誓った。

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