藤井聡太竜王「より高みを」 京都競馬場に記念碑で決意新た 武豊騎手はリスペクト贈る「心から尊敬できる人」
将棋の藤井聡太竜王=名人・王位・棋聖・棋王・王将=が25日、京都市の京都競馬場で、永世竜王資格の獲得記念碑の除幕式に出席した。
昨年11月、5期連続で竜王位を獲得し、史上3人目の永世竜王資格を得る舞台となった京都競馬場に姿を見せた藤井。「苦しい場面もあったが、勝負手を放って難解な終盤戦に持ち込むことでき、私としても非常に思い出深い一局だった」と振り返った。
記念碑には「より高みを目指して戦う」という思いを込め、「雲外蒼天」の文字を揮毫(きごう)。実物を目の当たりにし「100年の歴史のある京都競馬場に建立いただき、それに恥じぬよう一層精進を重ね、100年後に残るような対局、棋譜を残せるように取り組んでいきたい」と、気持ちを新たにした。
除幕式には日本騎手クラブ会長の武豊騎手も出席。対局の際には封じ手の開封を見守るなどしたが、藤井との会話らしい会話はこの日が初めてだったという。「すごく穏やかで、23歳の部分も垣間見えたり、男の子って感じもして、可愛いなと思いましたよ」と、笑顔で印象を語った。
藤井を「心から尊敬できる方」と評し、「我々競馬人としては、京都競馬場は名勝負が生まれる場所。(将棋でも)歴史に残る名勝負が行われるんだなと。いつかは(レースを)見てもらいたいなと思います」と、期待を込めた。
