AKB48佐藤綺星、OGとの20周年から学び「悔しさと感謝」 紅白、レコ大、武道館6公演「自分たちだけではいけなかった」
AKB48の佐藤綺星(あいり=21)が、初写真集「天使の反射角度」(集英社)を発売した。グループのメンバーから今年最初の写真集発売で20周年だった昨年の躍進を経験し「21年目こそが勝負」と宣言。25日発売の67枚目シングル「名残り桜」でも選抜メンバーとして、加入5年目の決意を明かした。
20周年の盛り上がりを21年目にもつなげる。グループの中心メンバーに成長している佐藤は「みんなが同じ思いを持っている。『21年目こそが勝負だよね』と。20周年がお祭りみたいに、華やかだった。21年目でそれが失われないようにしたい」と力を込めた。
まさに昨年の20周年は大盛り上がりだった。66枚目シングル「Oh my pumpkin!」から、年末には日本武道館6公演、「日本レコード大賞」の「企画賞」を受賞、大みそかには6年ぶりとなる「第76回NHK紅白歌合戦」に復帰するという活躍ぶり。OGとともに参加し、全盛期などにグループを応援していたファンの「出戻り」もあるなど、節目の年に再び大きく人気を拡大した。
目標の東京ドームへOGから大きな後押しを受ける形となった。ただ、武道館公演では「OGのファンの皆さんばかりで現役のファンの方っているのかな?と、不安に思った」と率直に振り返り、複雑な思いも打ち明けた。
「現役だけで(武道館6公演を)できたのかな。紅白に出ます、となった時も、どこか現役メンバーは人ごとのように思えてしまった。OGの皆さんが呼ばれたんだろうなと。自分たちだけでは行けなかった悔しさがあった」
一方で感謝の思いも抱く。「20周年イヤーでOGの皆さんが協力してくださったからこそ、経験したことがない私たちだけでは行くことができなかったステージに立たせていただいた。改めてOGの皆さんに感謝の気持ちがあります。悔しさと感謝と不思議な気持ちでした」。もどかしさも抱きながらOGの偉大さを再認識した。
OGの中では特に大島優子の姿勢から刺激を受けた。紅白歌合戦のリハーサルでは時間も限られている中でも妥協を許さなかった。「全然ダメだよ」。全員に向けて言ったわけではなかったというが、大島の静かなつぶやきに佐藤は「一瞬でみんなの気が引き締まった」と振り返る。
「私たちが見ていた全盛期の時代もこんな感じだったんだろうなと実際に感じることができてうれしかった。自分たちはここまでというゴールラインを無意識に決めていた気がするけど、昨年1年間でOGの皆さんに教わったことで限界を超えていく、想像を超えていくことを教えていただいた」
グループは21年目に入った。67枚目シングル「名残り桜」は15年ぶりの“桜ソング”で過去には「10年桜」、「桜の栞」、「桜の木になろう」、「桜の花びらたち」といった名曲を持つ。佐藤は「AKBといえば『桜』。今年1発目の曲で『桜』が入っているのがすごくうれしかったし、このタイミングでの“桜ソング”は責任感が湧いています。21年目は自分たちで頑張るぞ、というメッセージだと思ってほしい」と決意をにじませた。
さらに、自身は磨きがかかった“スマイル天使”と称されるビジュアルで写真集も発売。初の水着やランジェリーにも挑戦した。そこには個人での活動からグループを盛り上げたい思いがある。「新しい一面をとにかくお見せしたかった。自分が頑張らなければいけないと思っている。グループからの今年一発目の写真集で勢いづけたい」。自身のデビュー5年目はAKB48のためにも力を尽くす。
