三山ひろし ロック調の新曲に込めた思い 「いつも新鮮で話題になる存在でありたい」
歌手・三山ひろし(45)が、今月7日に2026年の第一弾シングル「花とサムライ」を発売した。日本男児の心意気を軽快なリズムに乗せ、華やかに、かつ勇ましく表現したロック調の演歌。これまでの自身の世界観とは異なる新たな作品で、ドラムを叩きながら歌唱する新たなスタイルにも挑戦している。「花盤」「サムライ盤」と2パターンを収録するカップリング曲も、こだわりの作品を収録。そんな新曲にかける思いを、新年の決意とともに語った。
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「“あいつだったら何かやってくれるだろう”と、皆さんにワクワク感、期待感を持っていただけるような、いつも新鮮で話題になる存在でありたい」
そんな信条を掲げ「お客さまに喜んで笑顔になっていただく」ことを第一に考え、常に挑戦し進化を目指している三山ひろし。2026年の第一弾となるシングル「花とサムライ」でも、その思いから、数々の初の試みに挑んでいる。
表題曲「花とサムライ」は、これまでのしっとりした女歌の作品とは正反対の、初のロックな演歌。「守るべき人のために、明るく元気に勇ましく生きる日本男児=サムライの心意気を、軽快なリズムのロック調演歌で表現した。花のように美しく、華やかな人生を歩んでいこうではないか!という思いを込めた」という楽曲は、ワクワクするメロディーが印象的で、自身の新たな世界観を生み出している。
さらに三山は、この楽曲でドラムを叩きながら歌唱するスタイルに初挑戦している。新曲を制作する過程で、作曲家・徳久広司氏から提案されたもので、当初は軽くリズムを叩く想定だったが、ふたを開ければ本格的なレベルが求められ「1カ月ほどしっかり練習して完成させた」という。
「15周年と20周年の合間の17年目、今しかないと思い挑戦しました。ここでムードを高めて20周年に持っていきたい」。そんな挑戦への意気込みは、カップリング曲にも表れている。
今回は「花盤」と「侍盤」の2パターンをリリース。「花盤」のカップリング「親不孝ばし」は作詞家・阿久悠氏の遺作でフォーク調の曲。阿久作品は初めてとなる三山は、フォークギターを演奏し歌唱する。
また「侍盤」は、DJ KOOとのコラボ曲「KENDAMA DO DANCE!」を収録。紅白歌合戦のけん玉コラボが縁となり「音楽でコラボできたら」と意気投合し完成した「盆踊りできそうな“けん玉讃歌”」。KOOの提案で、三山が中村心一名義で作詞作曲を担当し、初めて世に送り出す作品となった。盆踊りのテンポで三山が歌い、間奏でアップテンポとなりKOOがDJとして登場。おはら節、よさこい節など各地のお祭りのメロディーが入るユニークな作品だ。
昨年は浪曲初挑戦や落語家・立川志の春との落語二人会。コンサートではピアノ、ギター、ドラム、ハーモニカを演奏しながらの歌唱。落語を歌謡曲仕立てにアレンジした「落語歌謡」の披露。また演歌の発展へ若手歌手との公演「1PPO」開催など、多彩に挑戦してきた。そして今年も、新たな姿に挑むこのシングルから始動。
「いい20周年を迎えるために、今年もスタートから挑戦していきます。今までにない取り組みで、みなさんに楽しんでいただければ」
そんな姿に注目だ。
