宝塚 星組新トップスター・暁千星の本拠地お披露目公演が開幕 26年の門出を飾る舞台に「すごく幸せなこと」
宝塚歌劇団星組の新トップスター・暁千星の本拠地お披露目公演『恋する天動説-The Wand’rin’ Stars-/DYNAMIC NOVA』が1日、兵庫県の宝塚大劇場で開幕した。
『恋する-』の舞台は1960年代のイングランド。違う階級に生まれ育った男女が偶然出会い、葛藤や障壁を乗り越えて関係を育む様をロマンチックに描き上げるミュージカル・コメディー。暁は、ダンスミュージックに興じる若者グループ“モッズ”のリーダー格・アレックスを演じ、カーレーサーを目指すヒロインの令嬢・シンシア(詩ちづる)と、猛スピードで急展開していく恋物語を紡いだ。
三つボタンのスーツの上にモッズコートを羽織った姿が、173センチの長身によく映えた暁。宝塚屈指のダンサーとしても鳴らしており、多くのナンバーで躍動感たっぷりに舞った。メンバー全員から一目置かれ、憧れられる存在という役柄も、これから新トップとして組を背負う自身の立場とリンクした。対抗する“ロッカーズ”のリーダー格・レスリーを演じた瑠風輝との息もピッタリで、同期同士で織り成す物語が客席を魅了した。
公演前の取材会では「この広い客席の中で、自分が真ん中に立たせていただくことに対する責任や不安も感じました」と語っていた暁だが、「大劇場の舞台でお正月からお披露目させていただくことはすごく幸せなこと」と、新年の門出を飾る舞台でスポットライトを浴びる喜びも口にしていた。
フィナーレでは詩、瑠風とともに大きな羽根を背負い26年最初の大階段を下りた暁。「自分がその景色の人になるというのが、まだ想像つかなくて」と語っていたが、威風堂々としたその姿に、万雷の拍手が送られた。
宝塚大劇場での公演は2月8日まで。東京宝塚劇場での公演は2月28日~4月12日。
