「第７６回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル」（２８日、ＮＨＫホール）

　男性３人組バンド・Ｍｒｓ．　ＧＲＥＥＮ　ＡＰＰＬＥは、白組トリという大役を担う。ボーカル・ギターの大森元貴（２９）は昨年に引き続き、はんてん姿で登場。大森は「昨年は祖父のはんてんだったけど、今年は公式ではんてんを作りました。気合を入れてきた」と笑顔を浮かべ、３人で着てこなかったのかという問いに「さすがに３人で着てくるとひかれちゃうかなって」と答えた。

　デビュー１０周年のメモリアルイヤーに、白組トリを務めることが決まって「光栄ですよね。大きすぎますけど、本当に楽しみですね。楽しみたいというのが率直な気持ちですね」と気合。初の５大ドームツアーやアルバムがミリオンを突破するなど、見ない日はない大活躍の１年。大森は「初めてのこと尽くしで、知らない景色があるんだと思った。すごく充実していて楽しみになる１年だった」と総括した。

　１２月いっぱいで「フェーズ２」を終え、１月１日から「フェーズ３」に突入する。フェーズ２を紅白で締めることに「本当にありがたいですね」と感謝。ギターの若井滉斗（２９）は、今年１年の漢字を「駆」と総括。「駆けるは馬に区切ると書く。来年はうま年。僕たちもフェーズ２が区切りということで」と答え、事前に考えてきたような模範解答に大森は「ビックリ」と目を丸くしていた。

　大森は昨年のリハで、「自宅でいつも着ている」という祖父から受け継いだはんてんでリハ。「緊張しちゃうのでなるべくいつもの感じで行こうかと」と説明していた。