村上信五 フジテレビ問題は「根本的に見つめ直さなきゃいけないことがあぶりだされた」自戒込め「偏向的な考えに気付かされた」

 SUPER EIGHTの村上信五が27日、日本テレビ・読売テレビ系「サタデーLIVE ニュースジグザグ」にゲスト出演。一連のフジテレビ問題について「根本的に見つめ直さなきゃいけないことがあぶりだされた」などと言及した。

 この日は、2025年の「あなたの心が動いたニュースは?」として、コメンテーターがそれぞれ挙げた。上半期に起きたニュースの中で、元NHKでジャーナリストの堀潤氏は「同じ業界でもあるので、フジテレビの問題は非常に悲しくもあり、悔しくもあり、そして申し訳ないという自戒の念も込めて」と中居正広氏のトラブルに端を発した一連のフジテレビの問題を選んだ。「業界内に見て見ぬふりをしてきたものがいろいろはびこっていた。本来であれば、公共物である電波を扱って発信する私たちの業界で、公共性というものは本当にありましたか?一部の人たちのための電波になっていませんでしたか?いろんなことを考えさせられました」などと話した。

 この話に村上は深くうなずき、「いろいろ見つめ直さなきゃいけないことも多々あったんですけど。私も言っても、芸能界およそ30年…気付けばですけど」と切り出した。「内側から見ている視点がどうしてもスタンダードになってたことの偏向的な考えというのは改めて気付かされましたし。プレイヤー(出演者)だけじゃなく、制作現場もそうですよね。企業さんとの向き合い方もそうですけど、根本的に何か見つめ直さなきゃいけないことが、あぶりだされたと思います」と私見を述べた。

 読売テレビの足立夏保アナウンサーは「そうですね。業界全体として引き続き取り組んでいく必要があると感じます」と引き取っていた。

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