オール阪神・巨人 コンビ解散寸前だった時期→「阪神ちゃんがちゃんとやってくれない」「偉そうに、なんでこんなんできひんねんと言われた」

 漫才コンビ、オール阪神・巨人が20日にNHK総合の関西地区で放送された「オール阪神・巨人 50年の漫才道」に出演し、解散を考えるほどコンビ仲が悪かった時期があったことを明かした。

 番組中、巨人が阪神と離れた写真をスタッフに見せ、「嫌いやった」と話した。理由を問われ、「なんやろ…。コンビ組んですぐ。1、2年で。ネタ書けへんとか。阪神ちゃんが。ちゃんとやってくれないとか。阪神くんが失敗したらうちの師匠(岡八朗)がかっこ悪いと思ってたから。僕はおにいちゃんであって親みたいな感じで。失敗させられないと思ったから言うねんけど、思ったようにやってくれへんから」と悩んでいたことを語った。

 阪神は「(仲は)悪かったです。偉そうに言われるし。『なんでこんなんできひんねん』て言われたり。テレビでは言えないこともありますし」と振り返った。楽屋ではお互いに背を向け、食事の音さえ腹を立てることもあったという。

 巨人は「コンビ解散や!言うてけんかになったこともあります。仕事があり、賞もとったり。そういうことがあるから、やめなかったんだと思います」と人気コンビであったがゆえに続いたと述べた。

 2人の溝は阪神の「浮気スキャンダル」によって埋まった。阪神が「隠れたい」と思い、すると巨人は「ええで。しんどいんやったらほとぼり冷めるまで漫才休んでかめへんよ。待ってるよ」と優しく応じた。巨人は当時について「僕が思っている以上にもめてて。初めて阪神くんから真剣に相談された」と語った。これを機に、腹を割って話し合うようになった。

 阪神は「昔の人はコンビ仲悪い方がええ漫才できるとか。あれはウソですわ。やっぱりコンビは仲良くないと。あたたかさも、ツッコむとこも、笑いながらツッコまれへんしね」と現在はコンビ仲が良好であることを話した。巨人も「阪神ちゃんで良かったと思ってるし、現在進行形でいい相方やと思ってる」と相思相愛を明かした。

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