たくろう M-1優勝から一夜明け昼まで不眠「アドレナリンで寝れず」野球好きの赤木はまさかのドラフト指名を切望
21日に行われた漫才頂上決戦「M-1グランプリ2025」を制したお笑いコンビ・たくろうが22日、都内で行われた、シェフNo.1決定戦「CHEF-1グランプリ2026」の記者会見に出席。M-1優勝後、初の公の場となった。
優勝から休む暇はほぼなく、王者の恒例行事でもある各局の情報番組を8つ行脚してから会見に登場。会見は午後1時前から行われた中、きむらバンドは「睡眠は正直全く取れてない」と前日から不眠だと告白。赤木裕も「フジテレビさんに楽屋に布団を敷いてもらって、そこで1時間あったけど」としながら、「やっぱアドレナリンで全く寝れず」と続いた。
優勝からわずか3時間弱で仕事のオファーが約100件殺到していることが判明しているが、2人は実情をつかめていないという。一方できむらは「うわさでは結構ビッグな仕事は入ってるってことは聞いてます」と笑顔。「僕ら本当にメディアに出させていただくこともほとんどなく劇場で育てていただいた」と下上で「とにかくなんでもチャレンジしたい。テレビでどんどん見てもらえるように仕事は選びません!」と展望を語った。
やりたい仕事を問われると、大の野球好きである赤木は「どこの球団でも構いませんのでドラフトで指名していただきたい」と大ボケ。きむらによると、M-1制覇後の夢が「M-1優勝した初のプロ野球選手を生み出すこと」だそうで、赤木は「守れと言われたポジションを守らせていただきます。NGはなしです!」と真剣なまなざしで訴えていた。
これにMCを務めた南海キャンディーズ・山里亮太がデイリースポーツの記者に触れて「デイリーさんだったら、スポーツの部門もありますもんね」と反応。赤木は巨人好きでも知られることから、本紙記者が「ぜひ阪神の応援をお願いします」と問いかけると「いやー…、いや阪神も好きです!」とまさかのアピールも見せ、盛り上げた。
また今後、急増加が見込まれる仕事量について、きむらは「僕はパツパツでも大丈夫ってタイプだけど、赤木くんの方は確実に無理なタイプ」と説明。それでも赤木自身は「今働かなきゃいつ働くんだっていうのもあるんでとにかく事切れるまで…」と苦笑いで覚悟を口にしていた。
きむらは「事切れる前には僕が止めようと思う」とした上で、赤木からSOSサインを教えてもらっていると説明。「本当にやばいってなった時は『あぁ~!!』というらしいです。それが出たらマネジャーに『ごめんなさい、赤木くん休ませてあげて』って言う約束はしてます」と語った。
