FANTASTICS 来年ツアータイトル&ロゴは亡くなった元メンバーのモチーフ 全国ツアー完走で解禁
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが21日、静岡・エコパアリーナで、全国8都市18公演を巡るアリーナツアー「“BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU-」を完走した。9月の初日からブラッシュアップを続け、蝶のように色鮮やかなステージを創造。今年最後のライブとして、8000人のFANTARO(ファンの呼称)と“忘年会”のような時を楽しんだ。
ファイナル公演の目玉は、アンコールだった。来年5月23日の愛知公演を皮切りとした全国7都市12公演を巡るアリーナツアーが映像で発表されると、会場から割れんばかりの大歓声。新たなツアータイトルは、ひまわりを意味する「SUNFLOWER」に決定。18年7月に胃がんで死去した元メンバー・中尾翔太さんのモチーフであるひまわりを意識して命名され、解禁されたロゴにもひまわりが表現された。
デビュー曲「OVER DRIVE」から最新曲「BUTTERFLY EFFECT」までの全31曲を届け、ようやくツアーの存在を伝える事ができたリーダー・世界(34)は「よっしゃ!やるぞ!皆さんのおかげで来年もツアーできるぞ!」と声をうわずらせながら大絶叫。パフォーマー・木村慧人(26)も「めちゃくちゃうれしいです!(喜びの数は)10けいちゃん!」とハイテンションが止まらなかった。
来年はLDHの6年に1度の祭典「LDH PERFECT YEAR」も控える。ボーカル・中島颯太(26)は「まだ夢があります。FANTAROの皆さんとかなえたい。ついてきてください」と観客にメッセージ。来年の干支にちなんで「うま年なので、うまくいきたい」と目標を語り、世界も「ひひ~んと言わせます」と便乗して意欲を燃やした。
